”フロール”は花という意味もありますが、平和への希望とか、このコーヒーが世界最一となりますようにという希望の意味も込められているんです。

ラミレス氏はコロンビア南部のウィラ県ピタリートという片田舎の町の農家の子として生まれました。ラミレス氏が子供の頃、家族は豆、トウモロコシ、果物等を栽培しながら牛を数頭飼い、畑から採れた物で生計を立てていました。しかしその後ラミレス氏の住んでいた田舎町にも内戦の色が濃くなって来た為、家族はピタリートを去り都市部に移る事になりました。その後ラミレス氏は同じ様に田舎町から移ってきた人々同様、都市の市場で働き始めました。長年市場で働き、ようやく自分達の畑があるピタリートの町に戻る事が出来たのは2007年でした。そしてラミレス氏はここでコーヒーの栽培を始めました。彼と同じようにコーヒーの栽培を始めた農家も何件かあり、皆それぞれ色々な支援を受けています。これは以前家計を支えるために植えていたコカインに逆戻りしないよう農民を支援するプログラムです。

その後農民の努力によって、ここにフロール・デル・ウィラのようなスペシャルティ・グレードのコーヒーが栽培されるようになりました。現在ではコロンビアでも有数のコーヒーの産地となり、中にはカップ・オブ・エクセレンスに入賞するまでになった農園もあります。これはコーヒーの栽培に非常に適した環境、気候、また自分達で栽培したコーヒーを自分達で収穫し自分達で精製する農民の努力の賜物でもあります。ピタリートの各農園では収穫時期になるとそれぞれの農園に手伝いに出るなどお互いに協力し合っています。

品名 フロール・デル・ウイラ
生産国 コロンビア
地域 ウイラ地区ピタリート
生産者 エフレイン・ラミレス、農園名:マリア
木の品種 カツーラ、コロンビア
その他 標高1700メートル、農園面積:6.2ヘクタール、降雨量:2200ミリ、平均温度14-26℃、RFA認証、天日乾燥、日陰栽培
精製方法 フルウォッシュド
開花時期 2月-4月
収穫時期 8月-10月
船積時期 2012年6月
保管方法 定温倉庫

(出典:ATAKA TRADING