タンザニアのコーヒーの中心地“モシ”から西北西へ車で4~5時間走ったところに位置し、マニャラ湖国立公園を眼下に見ながら山を登り、ンゴロンゴロクレーターや自然保護区域のサファリを見に来る観光客の中継地であるカラツを経由し、自然保護区域に隣接するニティン農園に到着します。農園内は綺麗で整然としており、収穫時のハンドピックをグループ長が確認するため、完熟果実の完熟度合いやその割合が著しく高く、良質な水を確保する為に麓の湧水をくみ上げ、ダムを作りその水をプロセスに使用。精選ラインも非常に清潔です。

アルーシャで標高1,200m前後、モシでは低いところでは900m~となりますが、同地区は1,100~1,700m以上とかなり高めで、栽培環境もシェードが植えられ、急斜面で栽培されています。究極のタンザニアコーヒーは畑から始まる一貫した管理体制の下で育まれたコーヒーであれば、ニティン農園は、そう言ったTop of Topのコーヒーが育まれる条件を兼ね備えた農園と言えます。

農園主
Sundhir N.Ondhia(スンディル氏)
地域
ンゴロンゴロ保全区域に隣接
標高
1,500~1,700m
生産量
1,600~2,000袋前後
栽培品種
アラビカ種/ケント(ティピカ系)、SL27(ブルボン系)
収穫時期
7~10月
年間平均降水量
875mm
シェードツリー
アルビジア(マメ科)

(出典:Matsumoto Coffee